猫をだまして飛んで行く。

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甲状腺の摘出手術をすることになりました。

ガン腫瘍の疑いがあり甲状腺を取ることが決まったので、経緯を書いていきます。

甲状腺の全摘出手術をすることになったあれこれ

結婚を機会に妊娠を考えるようになって、不妊治療を始めた事が全てのはじまりです。

元々、私自身がかなり生理不純で2~3ヶ月生理が来ないことが当たり前という状態でした。 生理が当然こないと妊娠をする機会も減るので、できるだけ正常な状態にしたいと思い婦人科に通い始めた所、 血液検査結果で「甲状腺の数値が標準よりも高すぎるため、専門の外来で詳しく診てもらえ」と言われ、専門の外来で検査をしてもらったところ腫瘍が見つかりました。 さらに、この腫瘍が残しておいてもいい良性のものなのか、人体に悪影響を及ぼす悪性腫瘍なのかわからないため、 総合病院で検査を受けたところ、ガン腫瘍の疑いがあると告げられ甲状腺の摘出をすることになりました。

腫瘍の大きさや形によっては、甲状腺を半分残したりすることもできるようですが、私の場合腫瘍が塊ではなく破片のように散らばっている特殊なケースらしく、甲状腺を半分残しておくと最悪再発の恐れがあるため全部摘出した方がいいと言われ全て摘出することにしました。

甲状腺とはなんぞや?

肝心の甲状腺ですが、普段なかなか話題に上りにくい部位になるのでイマイチぴんとこないのではないでしょうか?(自分は最初の頃そうでした。)

甲状腺は、場所としては首ののどぼとけ近くにある臓器です。 主な役割としてホルモンを分泌をしたり、ホルモンの分泌を体に適切な量にバランスを整えたりする役割を持ちます。 あとは、新陳代謝を促したりしてくれます。 このホルモンが過剰に分泌されるようになると、新陳代謝が過剰になる病気(有名な所だとバセドウ病)になります。 逆に、ホルモンの分泌量が少なすぎると新陳代謝が低下する橋本病などになったりします。

甲状腺を全て取ることによるデメリット

私は今回、甲状腺を全て摘出するので、全て摘出した場合という前提条件がつきます。 前述したように甲状腺はホルモンを作ったり新陳代謝のバランスを取る臓器なので、取るとホルモンの生成が自分でできなくなったり、新陳代謝のコントロールが自分でうまくできなくなります。

そのため、自分でホルモンの生成をすることができなくなるため、それを補うために薬の服用が必須になります。 医師から受けた話では、その服用がほぼ一生涯みたいですね。これがデメリットとして上げられると思います。 私の場合、今回の乳頭がん宣告にあたり、甲状腺の機能が低下する橋本病の診断を受けており、平行治療の関係ですでに薬を毎日服用をしているため、そこまで大きなデメリットと(今のところ)感じていません。

甲状腺の摘出手術に必要な費用

私の場合は、今回の手術費用が入院費もこめて約25万円ぐらいになると病院から見積もりを出してもらっています。 ただ、これは大部屋での入院を前提とした見積もりになるので、個室を希望するとまた金額が変わってきます。 私の場合、現在コロナ禍のため、個室希望を病院側に出しているので、個室の希望が通ったらおよそ30万円くらいになるのではないかな?と、ざっくり見積もっています。

もし、同じようにこれから甲状腺の手術をする方がいた時の情報収集に役立てればいいなと思っているので、 入院前のあれこれなども含めて書いていきたいと思っています。